ナムチョンドン聖堂

目次
  1. 概要
  2. 歴史
  3. 関連場所と人物
  4. 参考資料および出典

概要

ナムチョンドン教会は忠清北道チェチョン市ナムチョンドンにあるカトリック・ウォンジュ教区所属の教会である。1940年7月14日にヨンソマク小教区所属のチェチョン巡回教会から小教区に昇格して最初はチェチョン小教区と呼ばれ、保護者はイエスの聖心である。

歴史

〔巡回教会から小教区へ〕 韓国カトリック大辞典によれば、ナムチョンドン小教区は1940年7月14日にヨンソマク小教区所属のチェチョン巡回教会から昇格・設立された。当時チュンチョン代理区所属だったヨンソマク小教区から分離されたものである。デジタル堤川文化大典は1939年にヨンソマク小教区所属のチェチョン巡回教会として設立され、翌年1940年7月14日にチェチョン小教区に昇格したと記し、初代主任司祭はパク・イルギュ(アンドレア)だという。設立当時の信者は300人だった(デジタル堤川文化大典)。

〔初期の教会建物〕 韓国カトリック大辞典は、小教区昇格とともに着任したパク・イルギュ神父がチェチョン邑プリ382-1番地の韓屋を購入して教会として使い、1943年に現教会付近の邑プリ373番地へ移転したと記す。デジタル堤川文化大典は設立当時の教会建物はチェチョン邑プリ382-1番地のユン・サンチェ家屋を購入したものだったと記し、1942年2月にユン・イェウォン神父が着任して教会を移そうと韓屋を教会に改造し1947年5月15日に祝福式を行ったと記す。辞典は3代ポン・ヒマン(アントニオ)神父在任期の1947年10月にナムチョンドンにあった日本人の帰属家屋を引き受けて教会に改造・祝聖したとし、二つの資料の記述が異なる。辞典はポン・ヒマン神父時代の1945年9月にチェ・ヤンオプ(トマ)神父の墓所に墓碑を建立し、1949年に孤児院チョンヘウォン(1969年閉鎖)を引き受け・運営し78坪規模の教会墓地を購入したと記す。

〔1956年の教会と所属教区変動〕 韓国カトリック大辞典は1955年から新築を始めた教会を1956年6月6日に祝聖し、同年12月に司祭館(50坪)を完成したと記す。デジタル堤川文化大典はこの旧教会建物が5代ハン・ヨハン神父時に着工し6代コ・ヨハン神父時の1956年6月6日に完成し今は取り壊され、その年12月に司祭館が完成したと記す。小教区は1958年6月23日のチョンジュ代理区(チョンジュ教区)設定によりその所属となり、辞典は1965年3月22日のウォンジュ教区設立により所属が再び変わったと記し、デジタル堤川文化大典は1969年の教区管轄調整によりウォンジュ教区に属するようになったと記す。

〔分家と小教区名称〕 辞典によれば1957年1月にナムチョンドンから最初にタニャン小教区が分離し、1965年3月にはウィリムドン小教区が、1980年1月にはソブドン小教区が分家した。デジタル堤川文化大典は1964年8月20日にチェチョン邑内で二番目にウィリムドン・カトリック教会が設定され、旧チェチョン小教区が地域名をとってナムチョンドン・カトリック教会と呼ばれるようになったと記す。ソブドン小教区設立(1980年1月22日)によりチャンピョン・ペロン・ウォンバク巡回教会が移管され(辞典)、チェチョン市ヨンチョンドン・ポンヤンミョン・ペグンミョンがソブドン小教区へ移管された(デジタル堤川文化大典)。ナムチョンドン小教区はウィリムドン・ソブドン小教区のルーツとなり、ペロン・シンリ・トゴク・ウプリ・チョンプン・ウォンバク・ペグン・クムソン・オサンチョン巡回教会を新設または建物を新築した(デジタル堤川文化大典)。

〔1960年代〜1980年代〕 1970年3月13日に小教区内に聖母幼稚園を開園し1974年8月23日に修道院とともに祝聖した(韓国カトリック大辞典)。1975年8月25日に教会墓地に祭壇と十字塔を建立したが、この墓地は6・25戦争後にポン・ヒマン神父在任時に購入したもので市内3小教区の信者が利用するとデジタル堤川文化大典は記す。1978年には聖母の洞窟が建てられた。小教区信者として生涯子なく生きレジオ活動をして亡くなったクァク・ジョンスン祖母の遺産と献金で建立し、完成後ロザリオの聖母の祝日に祝福式を行った(デジタル堤川文化大典)。

1982年6月18日に教育館が完成した。小教区の保護者であるイエスの聖心をとって「イエス聖心教育館」と名付け、建坪168.6平方メートル(51坪)の平屋スレート建物で総工事費2,157万ウォンがかかり1987年に2階に増築した。1983年8月23日には幼稚園建物を新築した(デジタル堤川文化大典)。辞典は1983年4月に小教区月報『ソルサン家族』を創刊し、同年7月に小教区信者の共同体的生活を確認し地域福音化を行うためソルサン祭りを開き毎年開催すると記す。デジタル堤川文化大典はソルサンが周辺に松が多いことから付いた小教区の愛称でありソルサン祭り・ソルサン人の家・ソルサン医療奉仕団などの名に使われると説明する。辞典は1983〜1985年の境界石垣、正門、進入路、水道工事など付属施設補修・補完工事と1987年1月のパク・ジョンチョル追悼ミサおよび人権回復のための祈り会も記す。

〔設定50周年と新教会〕 1990年7月に13〜15日、小教区設定50周年を迎え祝賀ミサと信者倍加運動、招請講演会、ヨンプン聖地巡礼、登山大会、小教区50年史写真展示会などを実施し、チェチョン地域カトリック典礼過程と小教区50年歴史を整理した『ソルサン50年史』を刊行した(韓国カトリック大辞典)。1986年に樹立した聖堂建立5か年計画に従い1992年12月10日に敷地1,200坪、延べ坪407坪規模の新築教会を奉献した(韓国カトリック大辞典)。デジタル堤川文化大典は1992年12月に教区設定以来初めて外部援助なしに小教区信者の力で聖堂を建立したと記す。

〔教勢と歴代主任〕 辞典が記す教勢は1970年2,332人、1978年3,913人、1981年1,584人、1988年2,280人、1993年2,326人である。デジタル堤川文化大典は1940年300人から1994年2,368人になったと記す。歴代主任は初代パク・イルギュ・アンドレア(1940.7〜1942.2)、2代ユン・イェウォン・トマ(1942.5〜1943.12)、3代ポン・ヒマン・アントニオ(1943.12〜1953.12)、4代ウォルシ(John F. Walsh)ヨハン(1954.2〜1955.10)、5代ハイソ(John F. Heisse)ヨハン(1955.10〜1956.3)、6代コピ(John F. Coffey)ヨハン(1956.3〜1960.1)、7代レイ(James Ray)ヤコボ(1960.1〜1969.3)、8代ヤン・デソク・アロイジオ(1969.5〜1971.4)、9代イ・ハックン・ベネディクト(1971.4〜1973.6)、10代アン・スンギル・ロベルト(1973.6〜1976.4)、11代ノ・セヒョン・マティア(1976.4〜1981.5)、12代イ・ギュヨン・マルコ(1981.5〜1983.10)、13代イ・ビョンドン・ヨハネボスコ(1983.10〜1985.7)、14代ペ・ウナ・タダイ(1985.7〜1988.9)、15代ホン・ランピョ・フェリクス(1988.9〜1990.8)、16代キム・ジョンイン・マテオ(1990.8〜辞典執筆時点)である。

〔管轄〕 韓国カトリック大辞典は管轄区域を中央路1街全域と2街一部、ナムチョンドン、ファサン1・2洞、トンヒョンドン、シンベクドン地域に、管轄巡回教会をトクサン・オサンチョン2か所と記す。デジタル堤川文化大典は2016年時点でチェチョン市ナムチョンドン・ファサンドン・トンヒョンドン・中央路1街、クムソンミョン・チョンプンミョン・トクサンミョン・スサンミョン・ハンスミョンを管轄し管轄巡回教会はチョンプン巡回教会とトクサン巡回教会と記す。韓国カトリック司教会議住所録の設立日は1940年7月14日、保護者はイエスの聖心、修道会はソンガ・ソビ女子修道会である。

関連場所と人物

  • ヨンソマク小教区:1940年にチェチョン巡回教会が属し、小教区昇格により分離された母小教区である(韓国カトリック大辞典)。
  • タニャン・ウィリムドン・ソブドン小教区:ナムチョンドン小教区から分家した小教区で、タニャン小教区は1957年1月、ウィリムドン小教区は1965年3月(文化大典は1964年8月20日設定)、ソブドン小教区は1980年1月に設立された(韓国カトリック大辞典、デジタル堤川文化大典)。
  • チェ・ヤンオプ(トマ)神父墓所:1945年9月にポン・ヒマン神父在任期に墓碑を建立した(韓国カトリック大辞典)。
  • チョンヘウォン:1949年に引き受け・運営し1969年に閉鎖された孤児院である(韓国カトリック大辞典)。
  • 聖母の洞窟:1978年にクァク・ジョンスン祖母の遺産と信者の献金で建立された(デジタル堤川文化大典)。

参考資料および出典

  1. 韓国カトリック大辞典、「ナムチョンドン小教区」(2巻)。1940年小教区昇格、教会建物変遷、所属教区変動と分家、教育・社会活動、1990年設定50周年、1992年新築教会奉献、教勢と歴代主任16人。
    https://encyclopedia.catholic.or.kr/entry/1053
  2. 韓国学中央研究院、デジタル堤川文化大典「ナムチョンドン・カトリック教会」。1939年チェチョン巡回教会設立と1940年昇格、旧教会建物、ウィリムドン・ソブドン分家、施設建立過程、管轄区域と教勢。
    https://jecheon.grandculture.net/jecheon/toc/GC03301376
  3. 韓国カトリック司教会議、韓国カトリック住所録「ナムチョンドン」。設立日1940年7月14日、保護者イエスの聖心、修道会、管轄地域。
    https://directory.cbck.or.kr/OnlineAddress/Catholic/DetailInfo.aspx?cgubn=c&gubn=4&gyogu=201000019&code=201000920&gubn2=all&char=all
  4. カトリック・ウォンジュ教区、小教区「ナムチョンドン教会」(チェチョン地区)。教会名称「イエス聖心教会」。
    http://www.wjcatholic.or.kr/parish/view?ca=%EC%A0%9C%EC%B2%9C%EC%A7%80%EA%B5%AC&wm_id=32
文書情報
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版数
1
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1人
作成日
2026年10月20日 22:11
最終更新
2026年10月20日 22:11
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韓国カトリック場所百科, "ナムチョンドン聖堂", 最終更新 2026年10月20日 22:11. https://missamap.com/ja/kr/wonju-namcheondong-catholic-church/wiki/