ソンジュ聖堂
概要 星州教会は慶尚北道星州郡星州邑にあるカトリック大邱大司教区所属の教会である。サンマクト巡回教会から発展し、1950年3月19日に倭館小教区管轄の巡回教会から小教区に昇格し、守護聖人は聖ヨセフである。デジタル星州文化大典は星州郡で最初に小教区に昇格した教会であると記す。歴史 〔前史と巡回教会時代〕 韓国カトリック大辞典は丙寅迫害後慶尚道地方専任司祭に任命されたロベール(Robert)司祭がシンナムゴルに滞在していた頃、金陵郡長難面黄林・ソムト・モクバンイなど山間地域に …
概要
星州教会は慶尚北道星州郡星州邑にあるカトリック大邱大司教区所属の教会である。サンマクト巡回教会から発展し、1950年3月19日に倭館小教区管轄の巡回教会から小教区に昇格し、守護聖人は聖ヨセフである。デジタル星州文化大典は星州郡で最初に小教区に昇格した教会であると記す。
歴史
〔前史と巡回教会時代〕 韓国カトリック大辞典は丙寅迫害後慶尚道地方専任司祭に任命されたロベール(Robert)司祭がシンナムゴルに滞在していた頃、金陵郡長難面黄林・ソムト・モクバンイなど山間地域に信者が定着しており、星州郡大伽面ヌンゴルと星州面小ペリ(現・慶山5洞)の信者はイ・ボンジョ(ヨセフ)を中心に個人の家で巡回教会の集いを持っていたと記す。1894年9月頃倭館にカシル(現・洛山)小教区が設立され、初代主任パイヤス(C. Pailhasse)司祭が慶尚道北西部一帯の司牧を担い、星州地域もその管轄下に入った。
〔サンマクト巡回教会〕 星州邑地域の始まりを二つの資料が少し differently ではなくわずかに異なって記す。韓国カトリック大辞典は1900年頃サンマクト(現・星山3洞)に住んでいたチュ・ピルハク(ヤコブ)がカシル小教区のジョワイヨー(Joyau)司祭から洗礼を受けた後布教に励み福音が伝えられ始めたと記し、1917年初めには信者数が100余名を超えたと記す。デジタル星州文化大典は1895年頃サンマクトに住むチュ・ピルハク一家がカシル教会の司祭の話に感化されてカトリック信仰を受け入れたとし、チュ・ピルハク一家を中心に毎主日添礼をささげ、カシル教会のオク・ユア司祭とソ・セドク司祭が毎年サンマクト巡回教会に来て判公聖事を与えたと記す。ソ・セドク司祭が担当していた時には大伽面ウンゴル、星州邑小ペリ、月恒面鉄山、龍岩面クムウンゲなどの信者と予備者50余名が判公聖事を受けた。二つの資料は1917年4月にチュ・ピルハクの息子チュ・ムソンが巡回教会の講堂を建てた点で一致する。韓国カトリック大辞典はチュ・ムソン(アレックス)がカシル小教区のトゥルヌェ司祭の助けと私財を投じて「星州巡回教会」の講堂を建設したと記し、デジタル星州文化大典はチュ・ムソンが財産を寄付してサンマクト巡回教会を建て、当時信者が300名を超えたと記す。
〔倭館小教区管轄と小教区昇格〕 韓国カトリック大辞典によれば星州巡回教会は1928年5月に倭館小教区が設立された後1931年にこの小教区管轄に変更され(デジタル星州文化大典は1930年代と記す)、教勢の増加により1950年3月19日に小教区に昇格した。大邱大司教区の小教区情報も設立日を1950年3月19日、守護聖人を聖ヨセフと記す。初代主任にキム・ジェソク(ヨセフ)司祭が任命され、慶山2洞の瓦屋(現・修道女院の場所)を買い入れて教会に改造した。韓国カトリック大辞典は小教区昇格当時の信者を600余名と記す。
〔倭館修道院管轄時期〕 デジタル星州文化大典は6・25戦争により教会が人民軍に徴発されるなどの被害を受ける中でも1951年に聖心幼稚園を設立したと記す。1953年に倭館修道院が大邱教区から司牧権を委任され星州・若木・金泉・亀尾などを管轄することになり、星州教会も1953年12月8日から倭館修道院管轄となった。韓国カトリック大辞典は1953年に倭館監牧代理区が設定され小教区司牧権が聖ベネディクト会に委任され、エグナー(R. Egner)司祭が2代主任として着任したと記す。エグナー司祭は着任翌年に教会を新築し1955年に司祭館を新築し、デジタル星州文化大典は1954年8月11日に330.6㎡規模の新しい教会が竣工し、既存の建物は聖ベネディクト修道女会の修道院として使われたと記す。
〔分家と社会事業〕 韓国カトリック大辞典は3代主任デルフラー(E. Dörfler)司祭の時の1958年12月にシャルトル聖パウロ修道女会の分院が設けられ、1961年4月22日に伽川巡回教会が小教区に昇格し7か所の巡回教会650名の教籍を移管したと記す。小教区は1962年3月1日に星州郡初田面龍鳳洞に設立されたハンセン病者および極貧患者治療のための聖心医院(現・カトリック病院星州分院)を管理もした。デジタル星州文化大典はチョン・ムクドク(エクベルド)司祭が主任だった1960年代初めに26か所の巡回教会が建設され、初田面龍鳳里のハンセン病者村を後援する慈善活動を展開したと記す。初田小教区の分離時期は資料ごとに異なる。デジタル星州文化大典は1958年に初田教会と1961年に伽川教会が星州教会から分立・昇格したと記し、韓国カトリック大辞典は1980年1月5日に初田小教区を分離したと記す。
〔大邱大司教区への返還と1970~80年代〕 韓国カトリック大辞典は1978年7月15日に小教区司牧権が大邱大司教区に返還され6代主任パク・ビョンウォン司祭が着任したと記し、デジタル星州文化大典は1978年3月に修道院司祭会議で星州教会と伽川教会を大邱大司教区管轄に移譲することに決めたと記す。パク・ビョンウォン司祭は翌年4月1日に信用協同組合(韓国カトリック大辞典は「ハンビョル信用協同組合」、デジタル星州文化大典は「ハンビョッカトリック信用協同組合」と記す)を創立し、同年8月26日に広栄巡回教会の鐘閣を建設した。1981年3月1日に教会地下室に「対話の家」を設け、1985年10月6日に聖母像を建立し、1987年7月5日に小教区週報を創刊し、1988年には避静の家の増築工事をした。デジタル星州文化大典は当時信者が約3,500名で、巡回教会は16か所に至ったと記す。
〔新しい教会の建設〕 韓国カトリック大辞典は1990年9月30日に「教会建設推進委員会」を構成し基金を集めて1993年3月5日に起工式を行い、翌年3月19日に地下1階地上2階(総建坪418坪)規模の教会を完成して祝別式を行ったと記す。デジタル星州文化大典は1993年にイ・ウンウク主任司祭と信者たちの努力により新しい小教区を建設し、その後農村人口の減少とともに教勢が弱まったと記す。韓国カトリック大辞典は続いて1996年の主日学校登録制と図書室、1997年10月12日の星州地域信仰大会、2000年の小教区設立50周年を記念した小教区史編纂計画を記す。
〔管轄と教勢〕 韓国カトリック大辞典が記す管轄区域は星州邑・船南面・龍岩面全域と月恒面・大伽面の一部であり、管轄巡回教会は月恒・道興・上新・龍岩・新部・広栄・明浦など7か所であり、教勢は1963年4,002名、1966年4,497名、1976年4,851名、1980年4,775名、1985年3,505名、1990年3,546名、1995年3,409名、1997年3,481名である。デジタル星州文化大典は2019年時点で信者が619世帯1,524名で、管轄巡回教会は月恒巡回教会1か所であり、管轄地域は星州邑と月恒面大山里・安浦里・龍角里・幽月里、大伽面錦山里・玉星里・龍興里・七峰里・興山里などと記す。
〔歴代主任〕 韓国カトリック大辞典が記す歴代司祭は初代キム・ジェソク・ヨセフ(1950.3~1953)、2代エグナー(R. Egner)レジナルド(1953~1956)、3代デルフラー(E. Dörfler)エクベルド(1956~1964)、4代ジーベルツ(Z. Siebertz)エルンスト(1964~1969)、5代ゾイファーリング(A. Seuferling)アロイジオ(1969~1978.7)、6代パク・ビョンウォン・フィリッポ(1978.7~1981.4)、7代チョン・ジェワン・ニコラオ(1981.4~1984.2)、8代イ・ジェス・シモン(1984.2~1987.6)、9代チョン・チュンソク・アウグスティノ(1987.6~1990.6)、10代イ・ウンウク・ヨハネ(1990.6~1994.8)、11代イ・チャンギュ・マティア(1994.8~1997.3)、12代ナ・ジンフム・アウグスティノ(1997.9~)である。
関連する場所と人物
- カシル教会(洛山):サンマクト巡回教会時代に判公聖事を与えていた司祭たちが属していた教会である(デジタル星州文化大典、韓国カトリック大辞典)。
- 倭館教会・聖ベネディクト会倭館修道院:星州巡回教会が1931年に管轄を移した小教区であり1953年以後星州教会の司牧権を担った(韓国カトリック大辞典、デジタル星州文化大典)。
- 伽川教会:1961年に星州教会から分立・昇格した小教区である(韓国カトリック大辞典、デジタル星州文化大典)。
- 初田教会:星州教会から分離した小教区である(分離時期は資料ごとに異なる)。
- 聖心医院(初田面龍鳳洞):1962年3月1日に設立され小教区が管理したハンセン病者および極貧患者治療施設である(韓国カトリック大辞典)。
- チュ・ピルハク、チュ・ムソン:サンマクト巡回教会の始まりを導いた信者とその息子で1917年に巡回教会の講堂を建てた(韓国カトリック大辞典、デジタル星州文化大典)。
参考資料および出典
- 韓国カトリック大辞典、「星州小教区」(7巻)。1950年3月19日の小教区昇格、巡回教会時代、教会新築、分家、1993~1994年の新しい教会、管轄区域と巡回教会、教勢、歴代司祭。
https://encyclopedia.catholic.or.kr/entry/3464 - 韓国学中央研究院、デジタル星州文化大典「星州教会」。サンマクト巡回教会の起源、1950年の小教区昇格、1954年の新しい教会竣工、倭館修道院管轄、大邱大司教区への移譲、2019年の現況。
https://www.grandculture.net/seongju/toc/GC08401009 - カトリック大邱大司教区、小教区情報「星州教会」。設立日1950年3月19日、守護聖人聖ヨセフ。
https://www.daegu-archdiocese.or.kr/page/area.html?menu=c4&number=91&premenu=c1&srl=church_search&y_id=91
文書情報
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- 作成日
- 2026年10月20日 02:28
- 最終更新
- 2026年10月20日 02:28
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韓国カトリック場所百科, "ソンジュ聖堂", 最終更新 2026年10月20日 02:28. https://missamap.com/ja/kr/daegu-seongju-catholic-church/wiki/