この場所について
イエス聖心宣教修道会の江華共同体・江華神学院は、カトリック仁川教区内にある男子修道会の共同体です。韓国カトリックの公式住所録は、この場所を同修道会の江華共同体・神学院として掲載し、有期誓願者や志願者の養成と、江華黙想の家の使徒職が同じ共同体の中で結びついていることを示しています。
修道会の霊性は、イエスのみ心に示された神の愛を観想し、その愛を時代の傷、特に貧しい人や疎外された人々に伝える宣教的生活にあります。江華共同体は、その霊性を会員養成、共同の祈り、黙想の使徒職として具体化する場です。したがって単なる修道者の住居ではなく、養成、祈り、宣教の使命が一体となった修道共同体として理解できます。
公式住所録が「江華共同体/江華神学院」という付属名称を用いていることも、この場所の性格をよく示しています。地域信徒のための通常の小教区ではなく、修道会員が共同生活を送り、召命を識別し養成を受ける場であり、同時に隣接する黙想の家を通して修道会の霊性を教会に分かち合う使徒職の基盤でもあります。
歴史と由来
イエス聖心宣教修道会は、1854年12月8日にフランスのイッスーダンでジュール・シュヴァリエ神父によって創立されました。シュヴァリエ神父は、神への無関心と時代の傷に、イエスのみ心の愛をもって応え、福音を宣べ伝える宣教共同体を築こうとしました。1869年には教皇庁直属の修道会として認可されました。
韓国での宣教は、1985年2月17日、釜山教区長イ・ガプス司教の招きによりフィリピン管区から宣教師が派遣されたことで始まりました。修道会は小教区司牧、海洋司牧、外国人労働者への司牧などを展開し、1987年にはフィリピン管区所属の韓国支部となりました。
志願者が増えるにつれ、会員養成のための独立した空間が必要となりました。1996年9月10日、江華郡仏恩面に養成所と黙想の家を設け、これが現在の江華共同体・江華神学院と黙想使徒職の歴史的基盤となりました。さらに1999年4月には韓国支部が韓国地区へ昇格し、国内の修道会組織も次の段階へ進みました。
修道会の初期発展も、江華共同体の根を理解する背景となります。創立後、教皇ピオ9世の励ましを受け、1869年に教皇庁直属の修道会となった後、19世紀後半からヨーロッパ外へ宣教を拡大しました。とくに1881年のパプアニューギニア派遣は、修道会の国際的な宣教性を明確に示す出来事でした。この海外宣教の伝統が、一世紀後の韓国進出と江華での養成共同体設立へとつながっていきました。 韓国の江華共同体は、この国際的な宣教伝統と国内での召命養成が出会う地点です。韓国進出の初期には海外管区から派遣された宣教師が中心でしたが、志願者が増えるにつれて、韓国内で会員を養成する仕組みが必要になりました。江華の養成所はその転換を空間として示し、修道会の韓国定着が一時的な宣教段階から持続可能な共同体形成の段階へ移ったことを表しています。
韓国カトリック場所百科事典
イエス聖心宣教修道会の最初の記録
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教区
インチョン教区 (Diocese of Incheon)
公式ウェブサイト: http://www.caincheon.or.kr
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