この場所について
草場聖堂は釜山教区下端地区に属する小教区で、釜山市西区草場洞とその周辺地域の信徒がミサと秘跡を祝い、教理教育と共同体生活を行う信仰の中心である。韓国天主教主教会議の住所録は、保護聖人を聖金大建アンドレアと記し、オリヴェタノ聖ベネディクト女子修道会が小教区の使徒職に協力していることを確認している。
聖金大建アンドレアを保護聖人とすることは、韓国教会の殉教信仰と司祭職の記憶を地域共同体の中で思い起こさせる。草場聖堂は釜山旧市街の西区生活圏において、世代と隣人を結ぶ小教区共同体として位置づけられ、教区の典礼と普遍教会の教えの中で信徒が日々の信仰を生きるための場となっている。現在の小教区の姿は、都市の成長と信徒増加に合わせて釜山教区が司牧拠点を細分化してきた流れの中で理解することができる。
歴史と由来
草場小教区は、釜山教区が独立した教区として成長していく初期段階に、地域の司牧網を広げる過程で設立された。韓国天主教主教会議の住所録は、小教区の設立日を1959年10月11日と記している。当時の釜山教区は、戦後に急増した都市人口と信徒共同体に対応するため各地域に新しい小教区を設けており、草場小教区の設定もその司牧的拡張の一部であった。
小教区が置かれた西区一帯は、それまで既存の都心小教区が広い地域と多くの信徒を担当していた生活圏であった。草場に独立した小教区が設けられたことにより、信徒がより身近な場所でミサと秘跡にあずかり、教理教育と共同体組織を安定して続ける地域司牧の基盤が整えられた。保護聖人には、韓国人初の司祭であり殉教者である聖金大建アンドレアが定められた。
その後、小教区にはオリヴェタノ聖ベネディクト女子修道会が協力し、使徒職を支えてきた。公開されている公式資料からは聖堂建物の新築・増改築に関する詳細な沿革を十分に確認できないため、検証できない建築年や出来事は加えていない。確認できる範囲では、草場小教区の歴史は、釜山教区初期の小教区拡張の中で独立した地域共同体が、固有の保護聖人と修道会の協力を基盤に司牧の歩みを続けてきた過程としてまとめることができる。
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チョジャン聖堂:歴史と建築
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教区
釜山教区 (Diocese of Busan)
公式ウェブサイト: https://www.catholicbusan.or.kr
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