ジボ公所

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この場所について

智保公所は安東教区・醴泉本堂に属する農村の公所で、醴泉郡智保面の信徒が本堂共同体と結ばれながら信仰生活を続ける場所である。安東教区の公所紹介資料は、この共同体に子どもや若者、壮年、高齢者がともにいることを伝えている。本堂から離れた地域において、公所は信徒がともに祈り、典礼に参加し、日常と信仰の面で互いを支える地域信仰共同体の中心となる。教区資料は、本堂の支援と指導を受けながら信徒が侍者や典礼奉仕を分担している姿も伝えており、小さな共同体の日常が信徒の主体的な参加によって支えられていることを示している。

現在の智保公所で目立つのは、複数の世代が一つの共同体の中で信仰を受け継ぎ、信徒の自発的な奉仕と醴泉本堂の司牧的支援がかみ合っている点である。公所は小規模であるだけに、構成員が典礼と共同体生活に直接参加し、互いを支える関係がより重要になる。この協力のかたちは、本堂から距離のある農村地域でも信徒が生活圏の近くで信仰を続け、世代間の信仰のつながりを守る助けとなっている。ここは単なる小さな聖堂ではなく、農村地域で本堂と信徒がともに支える、日々の生活に近い信仰共同体として理解することができる。

歴史と由来

現在の知保公所共同体が地域に根づくまでには、信徒たちの長年の努力があった。安東教区の公所探訪で金正一(ペトロ)は、1974年に退江からこの地域へ移り住んだ当時、近くに公所がなかったため、道場公所や院項公所まで通ったと振り返っている。その後およそ10年間、地域の信者を探し続け、約10世帯、30人ほどの信者が再び共同体に集まった。復活祭・降誕祭前のゆるしの秘跡を受ける適当な場所がなかったため、自宅を使うこともあった。 近くに公所がなかった時期に、信徒自身が地域の教友を探し出して共同体を再び結び合わせた事実は、智保公所の出発点が建物よりもまず人を集めることにあったことを示している。

信者が増えるにつれて、独立した公所の空間が必要になった。共同体はそれまでに蓄えた資金と教区の支援を合わせ、かつて蚕室があった建物を購入して公所として改修した。この場所は1983年、デュポン司教の祝福を受けて神に奉献された。これは、本堂から離れた農村地域で信者たちがまず互いを探し出して共同体をつくり、教区の助けを受けながら典礼の場を整えていった過程を示している。 購入した場所はもともと養蚕に使われていた蚕室で、それを典礼と集会のための空間に改めて用いた。農村の日常的な生活空間を共同体の祈りの場へ変えたこの過程は、当時の公所が置かれていた現実的な条件もよく伝えている。

時がたつにつれ、従来の建物に代わる新しい聖堂の建設が進められた。教区記録によると、公所の信者たちはサツマイモなどを栽培して得た収益を建築費に充て、醴泉本堂の信者や多くの支援者からも協力を受けた。こうして整えられた新聖堂は2019年10月5日に奉献された。知保公所の歴史は一度の建築事業としてではなく、散在する信者を集めることから始まり、共同体自身が必要な場所を整え、本堂と教区との連帯の中でそれを新たに受け継いできた歩みとして理解できる。 新しい聖堂の準備には公所の信徒だけでなく本堂共同体や外部の恩人も加わっており、2019年の奉献は長く続いてきた公所と本堂の協力が結んだ実りでもあった。

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教区

安東教区 (Diocese of Andong)

公式ウェブサイト: http://www.acatholic.or.kr

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情報の状態: 公式情報源最終更新 2026年8月29日

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